ここでは、喉の病気・口の病気に効くとされる食品を紹介しています。
自然食品が持つパワーを理解し、それらを普段の食生活習慣に活かして、病気・予防・抵抗に重点をおくことがとても大切です。喉の病気・口の病気に効く、意外と身近な食べ物をチェックしてみてください。
■玉ねぎ
玉ねぎの生汁を脱脂綿に浸して扁桃にぬります。あるいは、蒸し焼きにしてから、つぶして蜂蜜で練ったものを、しゃぶるのも良いですが、これを水で薄めて、生汁のように扁桃にぬっても良いでしょう。
■蓮根(れんこん)
蓮根の葉を濃く煎じてさましてからうがいをすると、扁桃炎や口内炎、歯ぐきの腫れを抑えます。葉を黒焼きにして歯痛や乳のはれにつけると効き目があります。
■茄子(なす)
茄子と昆布の黒焼きを食酢で溶き、喉に塗ります。あるいは湯でそそいでも扁桃炎に良いでしょう。
■梨(なし)
梨の葉を煎じ、2~5%液でうがいをすると、扁桃炎、口内炎によく効きます。
■葱(ねぎ)
ねぎを縦に二つ割りにして火にあぶり、しんなりしたものを直接喉に当てて、布で巻きつけておくと良くなります。または、生ねぎを刻んでガーゼでくるみ、喉に当てても同じ効果があります。
■にら
にらの地下のりん茎のしぼり汁を、ルゴール液の代わりに喉に塗ると効果があります。
■山芋(やまいも)
山芋を蒸し焼きにして、柔らかくなったところで、砂糖をつけて食べると痰を取り除いてくれると、漢方で使われています。
■梨(なし)
和紙に梨を包んで黒焼きにし、湯にとかしたものを飲んでいると効くといいます。また、レンコンの汁を同じ量ずつ混ぜて飲むと、痰を切るのに良いとされています。
■竹の子(たけのこ)
竹の子には痰をとかす作用があるので、痰の絡みやすい人には少しずつ食べると効果があります。
■大根(だいこん)
大根のおろし汁を蜂蜜や水あめと混ぜて、のどをうるおしながら飲んだり、うがいをしたりします。そうすると、痰がからむのがなくなりのどがスッキリします。
■ワカメ
ワケメはビタミンB2が豊富なので、ビタミンB2が不足すると起きる口角炎や口唇炎を防ぎます。
■ひじき
ひじきにはビタミンB2が含まれているので、ビタミンB2が不足して起きる口角炎や口唇炎に効きます。
■納豆
納豆料理を朝食に一品というのは、栄養的に効果のある取り方と言えます。それは、口内炎や口角炎、歯槽膿漏、舌炎など、口の中の病気は、ビタミンB2不足からおこります。納豆にはビタミンB2が多く含まれているので、毎日取っていく方法が一番です。
■梅(うめ)
口臭は本人は意外と気づかないが、周囲の人には大変混迷する症状です。原因は細菌が腸内で発酵する匂いです。梅の殺菌作用はここでも活躍し、口内、腸内もきれいに殺菌しますので梅を日頃、食べていれば口臭の心配もありません。
■冬瓜(とうがん)
冬瓜の黒焼きを口にふくんでいると、口中のタダレを治したり口臭を消したりします。
■みかん
みかんの果皮にはビタミンAがたくさん含まれているおかげで、さわやかな香りがいつまでも残っています、みかんの皮を干して陳皮にしてもその香りが消えず、これを食べることで口臭を消します。
■大根(だいこん)
おろし大根を歯ぐきと頬の間に入れておくと、歯の根元の熱を冷やして痛みを和らげます。
■梅(うめ)
梅は頭が痛い、歯が痛いといった時にも、鎮痛の効果があります。頭痛や、軽いめまいの時には、こめかみに梅干しの肉を貼りつけます。歯痛の場合には、痛い歯の側のほほに貼りつけるか、黒く焼いたものを直接、痛い部分につけます。
■はと麦(はとむぎ)
はと麦の根をとり、よく洗って乾燥したものを煎じて飲むと、炎症をおさえて痛みをとり、歯痛を柔げるとされています。
■茄子(なす)
茄子のヘタや茎を黒焼きにしたものを粉末にします。これを塩に少量加え、指につけ患部を静かにマッサージします。1日2~3回くり返すと効果がよく出ます。
■枇杷(びわ)
枇杷に含まれているタンニンが舌下線を刺激し、唾液を出させるので、喉の渇きを癒し、潤いを与えてくれます。